ふっとした瞬間

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待ち合わせのため自動改札機の近くに立っていました。少しの間、ICカードをかざして次々と自動改札機を抜けていく大勢の人達を観察するともなく眺めていました。

残高不足でゲートが突然閉まり、バツが悪そうに引き返す人も少なからずいました。

ゲートが閉まったのに、そのまま強行に抜けて行く人も稀にいました(勝手の分からない海外からの旅行者が多いようです)。

中に入る手前で、反対側から人が入って来てゲートが閉まり、足止めを食う人もいました。

もちろんほとんどの人は、何事も無いかのように自動改札機を通過していきました。

通過した人は、たぶん通過したことさえ覚えていないぐらいの自然な感覚でその先の目的地へ向かって歩いていきました。

一方で、何かしらの理由でゲートが閉じ自動改札機に通過を妨げられた人達の反応は見ていて、とても興味深いものでした。

通過を妨げられた人達も、自分が通過できないと思って、自動改札機に向かった訳では無いでしょう。

むしろ通過できるのが無意識に当たり前だと思って向かっていたはずです。

それが突然思いもよらず、目の前のゲートが閉まってしまったのです。

 

こういった不意に起きることに対する反応は、日頃のマインドの使い方が如実に現れやすいものです。

コーチは、クライアントが意識的に話したり行動していることよりも、ふっとした瞬間に無意識的に現れる行動や反応、漏らす言葉などを観察しています。

意識的にやったり、話したりすることは、その場で取り繕うことができますが、無意識にふっと表出することは、その人の日頃のマインド使い方(ブリーフシステム)がそのまま現れるからです。

ふっとした瞬間を観察し、その観察眼を養うことは、第三者をコーチングするコーチにとっても、セルフコーチングとして自分自身をコーチングする上でも、とても重要なことです。

ふっとした瞬間を観察できる機会は、日常にたくさんあるので、ふっとした瞬間を捉える訓練を積んでみて下さい。

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