消えたサービスブレーカー

braker事務所で一度に使う電気の量が増えてきたので、電気の契約容量を変更することにしました。建物内の分電盤には電力会社との契約容量に応じたサービスブレーカーというリミッター(制限器)が付いています。

サービスブレーカーは、アンペアブレーカーとか電流制限器などとも呼ばれ、建物内で同時に使える電気の容量を制限する役割があります。10,15,20,30,40,50,60A(アンペア)と最大容量別の種類があります。その容量を超えて電気が流れるとブレーカーが自動的にオフになり、その先に電気が流れなくなります。

エアコンに電子レンジにドライヤーなどと消費電力の多い機器を同時に使った時に、建物内の電気が突然いっせいに消えたことはありませんか。暗闇のなか手探りで(時には足の小指を何かにぶつけて痛い思いをしながら)分電盤内のブレーカーを上げに行った経験をお持ちの方は、その上げたスイッチが、このサービスブレーカーのスイッチです。

電気の月々の基本料金は、電力会社と需要者との契約容量によって決まります。契約容量を上げれば同時に使える電気の量を増やすことができますが、その分基本料金も高くなります。そして電力会社は、需要者が契約容量を超えた電気を使えないようにするためにこのサービスブレーカーを分電盤内に取り付けています(ここでの話は、東京電力管内。電力会社や契約種別によってはこの制限器が無い場合があります)。

サービスブレーカーの表面には、ブレーカー容量を表す数字と色が付いていて、暗いところでも(分電盤は大体高くて暗い場所に付いています)、色を見ればサービスブレーカーの種類がすぐに分かるようになっています(30Aだと緑の表面というように)。

 

さて、契約容量の変更を電力会社に依頼し、この制限器を変えてもらうための工事日時を決めました。

私はその時間には不在であったため、スタッフに工事の立ち会いをお願いしました。

事務所に戻り、スタッフから工事が無事終了したとの報告を受けると、さっそく分電盤を開けてみることにしました。

今までは、入居した時にすでに付いていた緑色のブレーカーだったので、新しい契約容量を表す茶色のブレーカーを想像しながら分電盤を開けると、なんとその有るべき場所には茶色はおろかサービスブレーカーそのものがありませんでした。

サービスブレーカーが消えるという予想外の出来事に、一瞬、あれ???と疑問符が3つぐらい付き、一体何が起きたんだと目をパチクリさせました。

工事は無事に終わったのではなく、むしろ必要な資機材がなく不調に終わったのではないか、とすら思えました。

もしそうなら再び工事にやってくるとの報告を受けているはずなので、どうやら世の中では私の信念を覆すような出来事が進行しているようでした。

続く。

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