割れない割り箸

chopsticksお店で割り箸を手にしたら、両端とも切れ目がありませんでした。これでは「割り箸」ではなく「割れない箸」ですね。実際、力づくでは割れませんでした。

一緒にいた人は「ハズレですね」と言いましたが、私は「ラッキーだ」と言いました。

「ハズレだと」思えば、「自分はツイていないな」と思い、それを脇に置いて新しい割り箸を手にしてそれでお終いだと思います。

「ラッキーだ」と思った私は、「割れない箸」を手にしながら、「割れない箸」をどうやれば割ることができるんだろうかとアイディアを考えたり、「割れない箸」の使い道としてはどのようなものがあるだろうかと思案したり、割り箸の切れ目ってどうやって入れるんだろうかと製造工程を想像したり、割り箸の歴史を後で調べてみようと思ったりと、瞬時にいくつものことを考えていました。

イレギュラーな状況というのは、見方を変えれば色々なことに気づけるチャンスなんですよね。いつも通りのレギュラーな状況では、無意識に見逃していることが沢山あります。

イレギュラーな状況に出会ったら「ラッキー」というマインドの使い方をしましょう。

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