Have-toに潜むWant-to

私達のポテンシャル(潜在的な可能性)を解き放つためには、Have-to(しなければならい)ことではなくWant-to(したい)をすることが必要です。

いやそうはいっても自分のWant-toが何か、自分のしたいことは何なのか分からないという人も結構いるでしょう。

特にHave-toなことばかりをずっとやり続けて来た人は、急にWant-toをしなさいと言われても分からない場合もあるかと思います。

その場合は、現在しているHave-toを取り掛かりとして、自分にWant-toな答えが出てくるまで質問を続けてみればいいのです。

 

Q.なぜ、それ(Have-to)をしているのですか?

A.◯◯しなければならないからです(Have-to)。

Q.◯◯することをやめられないのですか?

A.△△をしなければならないので(Have-to)、やめられません。

Q.なぜ、△△をしなければならないのですか?

A.●●をしたい(●●になりたい)からです(Want-to)。

 

このように自分に対してWhy(なぜ)?と質問を繰り返していけば、どこかの時点でWant-to(〜したいから、〜になりたいから)という答え(動機)が出てくるはずです。

その出てきたWant-toという答え(内なる動機)を満たすには、何も今のHave-toをする必要はなく、別の方法でもいかもしれません。

更に、その動機自体を変えてしまえば、今のHave-toをする必要もなくなるかもしれません。

もし、その動機の抽象度が低ければ、その動機の抽象度を上げてみることで、今のHave-toをする必要はなくかもしれませんし、Have-toだと思っていたことがWant-toに変わるかもしれません。

 

どんなHave-toであっても、そこにはWant-toが内在しています。

中にはかなり奥深いところまで潜っていかないと見えてこないWant-toもあるかもしれません。

 

Have-toな日常から抜け出したいのであれば、Have-toをそのままにしておかないことです。

まずはHave-toを取り掛かりとしてWant-t0が出てくるまで自分のマインドを掘り下げて観ていってみてください。

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