Paganini

超絶技巧奏者として有名なヴァイオリニスト「ニコロ・パガニーニ(1782-1840)」の破天荒な人生を描いた映画を観ました。

パガニーニの演奏は、それまで聴衆が見聴きしたことがないような超絶技巧によるものだったために「悪魔に魂を売り渡して(その技巧を)手に入れた」と恐れられていたそうです。

その演奏技巧と美しい曲のためヨーロッパで広く名声を手にいれましたが、「悪魔に魂を売り渡した」との噂から、死後には教会から埋葬を拒否されてしまったそうです。

現代において、上の動画のパガニーニの曲とヴァイオリニストの演奏技巧を見て「悪魔に魂を売り渡した」ものだと思う人はいるでしょうか?(動画のヴァイオリニストは21世紀のパガニーニと呼ばれ映画「パガニーニ」の主演も務めたDavid Garrettです)

たぶん殆どいないのではないでしょうか。

悪魔が出てきたのはパガニーニが生きていた時代背景もあるでしょうが、人間は今までの自分の想像の限界を遥か超えたものを見聴きした時に、それを素直に凄いと思うよりは、居心地の悪さを覚え更にはネガティブなレッテルを貼り付けてしまう傾向があります(コーチングにおけるコンフォートゾーンや信念などで説明が可能です)。

パガニーニの曲や演奏技巧は、ショパン、シューマン、リスト、ブラームスなど大作曲家と呼ばれる人達に多大な影響を与えていき、更にはジャンルを超えてヘヴィ・メタルなどにも影響を与えたとも言われています。

 

その時点で大衆の想像の限界を遥か超えたものは、その時代には受け入れ難くても、後の時代における’当たり前’の萌芽となっています。

そのため、自分の想像の限界を超えたものに接した時に、ネガティブなレッテルを貼って自分の限界を押し留めるのでではなく、これから先の未来がどうなっていくのかを想像する踏み台とすることで自分の想像の限界を押し上げていく必要があります。

 

更には、これから私達自身が、現状の外のゴールを設定した結果、周囲の想像の限界を遥かに超えたものを生み出していくことも大いあるでしょう。

その時に周囲の居心地の悪さから、ネガティブなレッテルを貼られてしまうこともあるかもしれません。

でもそんな周囲の声に耳を貸すことなく、新しい未来を創っていくとはそういうものなのだとエフィカシー(自己評価)を更に上げて、更なる想像の限界にチャレンジしていきましょう。

(後に天才と呼ばれる少数の)誰かがそうすることによって人類が進化していくわけですから。


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