ワタリウム美術館内のミュージアムショップ’onSundays‘で家形の小物ケース「House Box」を見つけました。この「House Box」は、pivoto工房で出た合板の端材を利用して作られているそうです。
合板の端材を使っているので、物毎に色合いや窓の位置と大きさが異なり2つとして同じものはない世界で一つだけの「House Box」です。
小物入れなのですが、外から眺めていると中に家具などを置いてみたくなる本物の家のようでもあります。
中に入って窓から顔を出してみました。
ショップにはこの「House Box」の他にもいくつか手作りの木製小物入れが置いてあり、ショップの方と「この箱いいですよねぇ」と話しながら選んでいました。
すると突然ショップの方が「箱好きですね!」と言われました。
今まで自分が「箱好き」とは特に意識したことはなかったのですが、言われてみると確かに今までお店に入ると自然と箱に目がいっていたような気がします。
「箱好き」と他人に言われたことは、それを自分が受け入れた時点で自分のブリーフになり、自己イメージの一部を形成します。
そしてその後「箱好き」の自分として自然と振る舞うようになります。
私はもともと「箱好き」だったと思うので問題ありませんが、このように他人に言われたことを受け入れるかどうかによって自分を様々な形で縛ることになります。
そして自分が他人に対して言ったことも自分が意図していなくても他人を縛ることに繋がることがあります。
他人に対してネガティブな評価を付け、それを伝えれば、相手が受け入れた時点で相手の自己イメージの一部となります。
自分がどんな言葉を受け入れるのか、そして相手にどんな言葉を伝えるのか、意識してコントロールしてみてください。
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