スリランカ土産で頂いたセイロンティー(CEYLON TEA)を飲みながら打合せをしていた時、缶を見ながら「セイロンティー」って何だろうと、ふと思いました。
その場でWiki等を調べてみたら、セイロンティーの「セイロン」はスリランカの旧国名(〜1972年)であり、スリランカ(セイロン)で作られた紅茶の総称をセイロンティーということが分かりました。
更にセイロンティーは、栽培されている茶園の標高によって大きく次の3つの分類に分かれるそうです。
– ハイ・グロウン・ティー(高地産)標高1200m以上の茶園
– ミディアム・グロウン・ティー(中地産)標高600m−1200m以上の茶園
– ハイ・グロウン・ティー(低地産)標高600m以上の茶園
その情報を得てから再び缶を見てみたら「altitude 3300 feet(=標高約1000m)」との文字が見えてきて、このセイロンティーはミディアム・グロウン・ティーだと分かりました。
先程までも同じ缶を見ていたので「altitude 3300 feet」の文字は目に入っていたはずですが、全く認識はできていませんでした。
このように私たちは知識がないものは認識できません(見えません)。
逆向きに言うと、いま見えている世界は既に知識があるものに限られているのです。
そのため、見える世界を広げるには、知識をどんどん修得することが重要になります。
知識を増やす方法は色々とありますが、まずは見えているモノを掘り下げて調べてみるなど既に知識があるものの周辺の知識を得ていくと良いでしょう。
知識の増やしかた、抽象度の上げかた、楽弱になりました!