モチーフ本体と、水面に映った逆像を合わせて撮った写真を「水鏡写真」といいます。
富士山と山中湖に映る「逆さ富士」の水鏡写真を観たことがあると思います。
水鏡になるのは池や湖、田植え直前の水の張った田んぼなどで、風が無く水面がさざなみだっていなければ綺麗な水鏡写真が撮れます。
水鏡写真は通常モチーフ本体と水面に写った逆像を一緒に撮るものですが、あえてモチーフ本体は撮らず、本体と逆像の境界線にフレームの端を合わせて、逆像のみを撮ってみると面白い写真ができます。
撮影後、画像ソフトで180度反転させると(水面に写った)モチーフが幻想的な感じで浮かび上がってきます。