ゼブラ柄のハルオチアの花芽がこの1ヶ月で2倍ほどに伸びました。買った時はまだ約30cmで真っ直ぐに自立していたのですが、ぐんぐんと成長し自立が難しくなり横に伸びていっています。現在60cmです。
伸びた花芽に支えが必要かなと思い針金で固定しようと思ったのですが、どのように針金を付けようか思案しています。
針金の付け方や方向性を決めるには、ゴールが必要です。
このハルオチアに対して望む未来の姿は何なんだろうか。
それが決まらないと針金も付けられません。
はたして針金を付けて、その未来を私が決めてしまっていいのだろうかとも。
このハルオチアは観葉植物なので、私が置き場所を決め、水やりをしと、私がその方向性を決める必要がありますが、これが観葉植物ではなく人間だったらどうでしょう。
誰かの人生に針金を付けて方向性を決めてしまっていいのでしょうか。
少なくともコーチは、クライアントに針金を付けてこっちに向かいなさいとコーチは決めてはいけません。
クライアント自らが望む伸びたい方(ゴール)に向かってに伸ばしてあげる必要があります。
でもその前にクライアント本人は誰か他の人が付けた針金が自分に巻き付いていることに気がついていません。
そのため、まず初めに既に誰かに付けられてしまった針金を外すことのお手伝いをする必要もあります。
そんなことをハルオチアを見ながら考えていたら、結局針金をつけることが出来ませんでした。
好きなように伸びたい方に伸びれば良いのだと思います。
皆さんも誰かにいつの間にか付けられた針金が自分に巻き付いていないか確認してみてください。