真っ暗な部屋の中でひとり見たその光景は私の中に深く刻まれ、以降私自身のアファメーションとしても機能しています。
“I manage my own mind.”
この文章では、自分のマインドに対してcontrol ではなく manage と言っている点が重要だと感じています。
manageもcontrolも日本語で訳される場合は、同じく「管理する」と訳されることが多いものです。
しかしながら、manageとcontrolとは意味が重なるところもありますが、違う言葉であり違う意味を持っています。
一方、
“I control my self-talk.”
のようにセルフトークにはcontrolを使います。
セルフトークにはmanageも使えますが、controlの方がしっくりきます。
コーチングは元々英語圏で生まれ発展したものですので、日本語に訳されたものだけで勉強していると元の意味が抜け落ちてしまったり、違った意味で解釈してしまうことがあります。
コーチングを勉強する際には、私はなるべく英語ではどのように表現されるのかを確認するようにしています(コーチング−coachingも日本語には元々無い単語で代用が効かないのでなのでそのまま使用していますね)。
私は英語ネイティヴではないのでニュアンスの違いが分からない場合はネイティヴの方に確認するようにもしています。
言葉は関係性の上で成り立っているので、manage と controlとの違いがわかると、それぞれ対として使われるmindやself-talkというものがどういうものかの理解も深まります。
コーチングの理解を更に深め、コーチとして更なるレベルに自分を引き上げたいのであれば、英語で書かれた原典を確認する癖をつけましょう。
ここでは、manage と controlの違いについては書きませんので、是非調べて考えてみて下さいね。