お財布の中を確認してみましょう。どこかでもらったお店の割引券が入っていませんか?それは街中でたまたま手渡された割引券かもしれませんね。いつもたくさんの割引券がお財布に入っているようだったら要注意です。
割引券を渡すお店の目的はなんでしょう。
その店に初めて来てもらうか、また来てリピートしてもらうためですね。
割引券を使うこと自体は別に悪くはないでしょう。
買いたいものがいつもより安く買えたら支出を減らしてくれます。
でも割引券を使うということは、そもそもの選択をお店にさせられていることに気づきましょう。
例えば、飲食店の割引券がお財布に入っていたとします。
何を食べようかなと考える時、お財布の中に飲食店の割引券が入っていたら、そのお店に行こうという強い動機付けが起きるかもしれません。
考える手間も省けるでしょう。
でもそれは、その割引券によって、いつの間にか選択肢を限定させられてしまったのと同じです。
本当はたくさんの飲食店があるにもかかわらず割引券がスコトマを作ったのです。
しかもその割引券は10円引きとか20円引きとか少額かもしれません。
それでもその割引券の力は強力です。
わずかな割引額のために選択の自由を奪われないようにしましょう(もちろん高額な割引券でも同じです)。
割引券に選択の自由を奪われないようにしましょう。
一番確実なのは、今すぐお財布の中にある割引券を捨ててしまうことと、割引券をもらわないことです。