人間はどこまで耐えられるのか

人間はどこまで耐えられるのか (河出文庫)

人間は肉体的にどこまでの極限状態に耐えられるのでしょうか。言い換えればどこが肉体的な人間の限界なのでしょうか。古くから科学者達はその興味に取り憑かれ、自分自身を極限状態において自身を実験台にしながらその限界を知ろうとしてきました。

その成果として身体の多くの仕組みが分かってきましたが、その結果は常に科学者の予想を覆すものでした。

オックスフォード大学の生理学部教授のフランセス・アッシュクロフト博士の著書「人間はどこまで耐えられるのか」 (河出文庫)?は、

1.どのくらい高く登れるのか
2.どのくらい深く潜れるのか
3.どのくらいの暑さに耐えられるのか
4.どのくらいの寒さに耐えられるのか
5.どのくらい速く走れるのか
6.宇宙では生きていられるのか
7.生命はどこまで耐えられるのか

など極限世界における人間の身体について、科学者が解明してきたことを記した本です。

読んでいると、自分の身体の仕組みの凄さや人間の適応性の高さ、そして人間の身体にはまだまだ未知の部分があることが分かります。

この本は、人間について詳しくなるだけでなく、読み物としても面白いのでお勧めです。

読了後は、人間について、そして生命について、もっともっと知りたくなるかもしれません。

そして、その人間や生命(現象)へ興味を持つことは、コーチとしてとても重要なものになります。

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