雑誌で見かけてこれはすぐに欲しいと思ったガラスペン。調べてみると入荷が早くて10月末とのこと。予約注文をして待っていたらキャンセルが出たとの連絡がショップから入り早く手に入れることができました。
このガラスペンは、佐瀬工業所製の竹軸ガラスペンで細・中・太の3本セット。
軸には「平和萬年筆」と書かれたシールが貼ってあります。
ガラスペンは明治35年に風鈴職人の佐々木定次郎氏によって日本で開発された筆記用具とのことです(佐瀬工業所HPより)。
ペン先を1/3程インクにつけると、毛細管現象によってペン先の8本の溝からインクが吸い上がっていきます。
ペン先に溜まったインクで葉書1枚程度は書くことができます。
職人の方の手で1本1本丁寧に作られたガラスペンは握っているだけで温もりを感じられます。
歴史や作り手など沢山の情報の詰まった筆記具で書くと縁起が広がり、新しい発想が生まれてくるような感じがしています。