よく名付けを頼まれます。名付けといっても子供の名付けではなく、会社の屋号やセミナーのタイトルなど、今日は新しく立ち上げる音楽CDのレーベルの名付けをしました。
では名付けをするときにどういったことに留意すればいいのでしょうか。
会社の屋号を例にとって考えてみましょう。
屋号の付け方のポイントは、「アファメーション」です。
「アファメーション」とは、ゴールの(コンフォート・ゾーンの)臨場感を上げるためのツールです。
まず会社であれば目指すゴールがあるはずです。
そのゴールの臨場感を高める屋号にすればいいのです。
会社の屋号は繰り返し何度も、口に出して言ったり、書いたりするでしょう。
屋号がアファメーションとしての機能を持っていれば、屋号を繰り返す度にゴール側の臨場感が維持されます。
例えば、私が経営する会社の「リバティーコーチング」という屋号は、会社のゴールの臨場感を高めるアファメーションとして考えたものです。
創立してから数えきれないほど自分で「リバティーコーチング」という屋号を口に出したり、書いたり、目にしてきています。
更に自分以外の人からも「リバティーコーチング」という屋号を数多く言ってもらってそれを自分は聞いたり目にしています。
その度にゴールが想起されるとしたら、無意識にゴールに向かっていけるでしょう。
単に格好いい名前だからだと、ゴールと全く関係ない(ゴールを想起しない)屋号を付けていたら、その屋号がゴールから無意識に遠ざかるように機能してしまう可能性だってあります。
今後もし何かの名付け親になるとしたら、「アファメーション」という視点で考えてみてください。
でもアファメーションとして機能させるには、なんといっても先にゴールが必要ですからね。