新しい会社を立ち上げるとその後に色々な手続きが必要になります。その重要な手続きの一つに法人の銀行口座開設申請があります。
今日は新しい子会社の役員達が設立後の銀行口座開設のため銀行へ申請に行っていたので、私自身が初めて法人銀行口座開設の手続きをした時のことを思い出しました。
個人であれば銀行口座開設は簡単で銀行窓口に行けば大抵その日に口座開設ができます。
個人でのそういう経験しかなかったため、初めて法人口座開設の手続きに行った時に「2〜3週間掛かります」と言われてまずビックリしました。
それまでは「銀行口座はその日にできる」という信念(Belief)しかなかったからです。
見慣れない用語の必要書類もたくさんあり、それを一つひとつ確認しながら書類を集めて、銀行に提出しました。
自分の中では新しい会社でやることのイメージが膨らんでいて、それを早期に実現するためには法人銀行口座がすぐにでも必要でしたが「2〜3週間掛かる」と言われて仕方なく連絡を待つことになりました。
また、個人と法人では銀行の対応はだいぶ違うものだなとその時に感じました。
個人であれば「どうぞどうぞ」というYes!!の感じで銀行口座を開設できるのに、法人の場合は「基本的にお断り」というNo!の雰囲気が伝わってきました(もちろんそれはマネーロンダリングなどの不正利用をされないよう銀行としてリスクを下げるための対応であることは分かります)。
私自身が銀行に足を運ぶという同じ行為に対して、田島大輔個人として銀行に行くのか、会社の代表として銀行に行くのかで、違った信念(Belief)を持たないといけないのだなとその時に学習しました。
今では当然のように個人と代表取締役という役割に応じた対応を(信念を使い分け)無意識にできますが、初めはそういったことも経験を積み学習しながら身に付けて行く必要がありました。
さて、銀行に申請した結果はどうなったでしょうか。
その続きはまた明日。
【法人銀行口座開設体験談】
Part 1 「信念の使い分け」<今回の記事>
Part 2 「馴染みが選択肢を狭める」
Part 3 「後に続く道を作る」
Part 4 「転んでもタダでは起きない」
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