先日クリス・ボッティのボストンライブが素晴らしいという記事を書きました。主役のクリス・ボッティだけでなく、様々な音楽ジャンルのスペシャルゲストがステージ前面で歌ったり、演奏したりしているのですが、私が一番目を引かれたのは意外にも後方にいるドラマーでした。そのドラマーの名は、Billy Kilson。
Billyの全身を使ったダイナミックでキレのある超絶ドラムにすっかり魅了させれてしまいました。
今までそれほどまでにはドラムに注目することはなかったのですが、Billyの演奏を見て俄然ドラムに興味が湧いてきました。
さっそくBillyの演奏をYoutubeで探したり、他にはどんな凄いドラマーがいるんだろうかと探したりしました。
そうこうしているうちに、「世界のトップドラマー500」を紹介しているDRUMMERWORLDというサイトに辿り着きました。
Billy Kilsonもトップドラマー500の中で紹介されていました(http://www.drummerworld.com/drummers/Bill_Kilson.html)
更にこのサイトの中には歴代のトップドラマー15人や各ジャンル毎のトップドラマーなどがリストアップされています(http://www.drummerworld.com/drummerchoice.html)。
その500の中には川口千里さんというドラマーも紹介されてました(http://www.drummerworld.com/drummers/Senri_Kawaguchi.html)。
私は今まで知らなかったのですが既に小学生の頃から天才少女ドラマーとして有名なのですね。
トップドラマー500に掲載されたアジア圏の女性として初で唯一の方だそうです。
その細身の容姿からは想像できないほどのパワフルで精度の高い演奏でビックリしました(まだ10代なのですね)。
このDRUMMERWORLDは各ドラマーの演奏動画も掲載されているので、次から次へと凄い演奏が見ることができ、すっかり時間が経つのを忘れて見い入ってしまいました。
中でも、Buddy Richには度肝を抜かれました。
どんな凄いかは次の動画を見れば分かると思います。
こうやってドラムの演奏を見つ続けた結果、その後に音楽の映像を見てもついつい(大抵は後方でどちらかというと目立たずにいる)ドラマーに目が行ってしまうようになりました。
音楽CDを聴いていてもドラムの音が今まで以上に前面に出て一つひとつのドラムの音がクリアに聞こえるようになりました。
そうです、Billy Kilsonの演奏を見たことで、私の中の重要性関数(評価関数)が変わったしまったのです(これを苫米地式コーチングでは「内部表現が書き換えられた」といったりします)。
こうやって何がキッカケとなって自分の中の重要性が変わってしまうかは分からないものです。
そうやって自分の中の重要性が変わることによって、今まで見えなかったもの、特に重要なのは今までは気づかなかったゴールが見えてくることがあります。
ドラムの重要性が上がったことによって、これから新たに見えてくるもの、そして新たなゴールを私は楽しみにしています。