先日、信念を覆すチョコレートについて紹介いたしました。そのチョコレートは島根県出雲にある「LA CHOCOLATERIE NANAIRO」で作られたものです。
このチョコレートを送ってくれた齋藤貴志コーチに一同絶賛の旨を伝えると、今度はチョコを食べ比べて欲しいと5種類のチョコを送ってくれました。
送られてきた5種類のチョコは、カカオ(Peru Lamas cacao 2014)やその他の材料が全く同じものだそうです。
違うのはその後の処理だけです。
チョコレートができるまでには以下のように様々な工程があります。
原材料が全く同じでも、その後の処理の仕方によって、全く異なるアロマやテイストができるそうです。
袋を開けるとチョコレートのフルーティーで良い香りがしてきました。
アロマからして他のチョコレートとは違う感じがします。
では、早速食べ比べです。
先入観をなるべく排除するためにバッチナンバーとフレーバーの説明を隠して、ひとかけらずつ4人で食べ比べてみました。
そして、食べた後に各々が一番好きだと感じたチョコレートを指してもらったのですが、面白いことにそれぞれが異なるチョコレートを一番美味しいと感じたようです。
次に説明書きを見て、フレーバーの特徴や口どけの特性を読みながら食べてみたところ、同じチョコレートでも今度はまた違った味に感じました。
そして各々が「これが一番美味しいとか」「このチョコレートはこんな感じがする」と口々に言うに連れ、それに引きづられるようにまた味が変化したような気がします。
他の情報が入ってくると、純粋にそのチョコレートの持つ情報だけから味を判断するのは難しいなと改めて感じました。
食べ比べることで、同じ材料でも焙煎の仕方などの工程の違いによってここまで味が変わるものかと驚きました。
そして各々の好みは違ったものの最後に一同の一致した感想は、
「Nanairoのチョコレートは他のどこのチョコレートとも違いますね」
「これは本当にチョコレート(を作るの)が好きな人ではないと作れないものですね」
というものでした。
本当にその対象が好きな人の作るモノは、そのモノからでもそのことが伝わってきて、人に感動を与えますね。
LA CHOCOLATERIE NANAIRO http://chocolate7iro.wix.com/nanairo
オンラインショップ http://nanairochoco.thebase.in/
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