本日は「Cognitive Corporate Coaching Program」の講師を養成する講座の最終日でした。この講座は即本番を意識して内容を組んだので、新しい知識や技術を短期間に習得する必要があり、受講生はこの1ヶ月かなり濃密な時間を過ごされたことと思います。
半ば強制的に成長を促すマインドの使い方ができるように講座を組んだわけですが、講座生は短期間でこれだけできるようになるんだという体感を得ることができたと思います(もちろん強制的といってもHave-toを強いるというものではありません)。
人の持っている潜在的な能力や可能性は、それだけ凄いものです。
でも人の脳は手抜きもまた得意です。
脳はなんとかして現状維持をするために力をセーブしてサボろうとします。
本当はもっと能力や可能性を引き出せるのに、無意識にブレーキを掛けてしまいます。
ヘトヘトになってもう疲れたから全く動けないと言っていても、火事などの緊急事態が起これば、火事場の馬鹿力でいつも以上のパワーを発揮することができることからも、それが分かるでしょう。
そのような脳のサボりに対抗するには、なんといっても現状を遥かに超えた(現状維持では到底達成できない)、心から望むゴールを持つことでしょう。
「Cognitive Corporate Coaching Program(CCCP)」は、企業をはじめとした組織向けのコーチングプログラムです。
日本のGDP(Gross Domestic Product,国内総生産)がほとんど横ばいになっている現在の状況は、脳が現状維持のためにサボっていることが主原因の一つといえます。
このCCCPプログラムは、その脳のサボりに対抗するためのゴール設定の仕方が組み込まれていますので、このプログラムが日本の企業などの組織に広まり、それを実践すれば、必然的に生産性が上がりGDPだって伸ばすことができるでしょう。
しかも、組織に所属する人たちが嫌々ながら強制されて成果を上げるというものではなく、やりたいことをやりながら気が付けば成果が上がってしまっていたという状態になるはずです。
そのような日本を、そして世界を変えるコーチングプログラムをこれから広め伝えていく講師の第一期生の講座が本日終了したことで、明るく素晴らしい未来を創っていける希望を今まで以上に感じることができました。