コーヒーを淹れた後のコーヒーサーバーを洗い、乾かすためにそのサーバーをひっくり返して置いておきました。
ひっくり返ったサーバー達は、開口部を上にして置いている普通の状態とは違うので絵としては面白く感じました。
でも、もしこの状態でドリッパーにお湯を注いでコーヒーを淹れようとしたらどうなるでしょうか。
もちろんサーバーには一滴も入らずに、外にコーヒーが流れて飛び散っていくだけでしょう。
そして、逆さまになったコーヒーサーバー達は何かを拒絶しているようにも感じました。
片方のサーバーが言います「コーヒーなんか入れてやるものか」と。
きっとそのコーヒーが、サーバーの好みに合わないのかもしれません。または、サーバーの何かしらの信念にあわないのかもしれません。
もう片方のサーバーが言います「コーヒーを入れるなんて無理だよ」と。
もしかしたら熱いコーヒーを受け入れるのが怖いのかもかもしれません。
でも、それらの拒絶は、コーヒーサーバーが本来持つ能力とは全く関係ない所で起きていることに、サーバー達は気付いていないのです。