「パフォーマンス・エンハンスメント・コーチング認定コーチ養成講座 第2期」第2回目の全体講義を行いました。
この講座には既にコーチとして活動している方が多く参加しているのも特徴の一つです。
そのため、初めからある程度レベルの高い場がすぐ作られています。
それはコーチングを新たに学び始める方にとっても良い環境になっているのを感じています。
既にコーチである参加者からよく聞かれる声としては、この講座に参加して、今まで学んできたコーチングの知識(概念)同士が結びつきコーチングの理解が深まったというものです(時にはやっと分かったということもあります)。
このことはコーチングに対するゲシュタルトが大きくなったことを意味していますが、なぜそのようなことが起きるのでしょうか。
それは、この講座で教えてくれるルー・タイスがコーチングに対する巨大なゲシュタルトを持っているからです。
ルー・タイスは、私たちが理解しやすいように、いつも自身のエピソードなど織り交ぜながら平易な言葉を使い、分かり易くコーチングについて語ってくれます。
しかし、その平易な言葉や具体的なストーリーの裏には巨大なゲシュタルトがあるため、ルーの話を聞いていると、自然に抽象度が引き上げられ、今までバラバラであった(或いは結びつきが弱かった)コーチングの概念同士がくっついて行くのです。
そういった感覚を覚える度に、ルー・タイスこそがコーチングそのものであるというように私には感じられます。
現在私達が学んでいるコーチングとは、ルー・タイスが創始者なので、ある意味当たり前といえば当たり前なのですが、単なる理論や方法論を語るのではなく、コーチングそのものを体現し伝えられるというのはコーチとして理想とする姿でもあります。
そういったコーチとしての理想の姿を見せてくれながらも、ルー・タイスが天井ではなく、更にその上へと行けるんだという期待をも私達に持たせてくれます。
ルーが持っている巨大なゲシュタルトに私達はどれだけ近づけるのでしょうか?更にはそれを超えたゲシュタルトを持つにはどうすればいいのでしょうか?それがルーからもらったコーチとしての私の宿題であると思っています。