事務所に綺麗で形の良いシクラメンをアシスタントが置いてくれました。ピンクの花びらが場を華やかにしてくれます。
本当は花にも葉っぱにも色がついていないのに色が見えるって不思議ですね。モノ自体に「色」がついているのではなく、モノに反射した光を私達は見ています。
もう少し詳しく説明すると、光源からの光が物体にあたって、その物体特有の波長毎の反射(透過)特性の影響を受けた光が眼に入って視細胞を刺激し、その刺激を情報に変換して大脳に送り、それが処理されて色を認識しています(脳内における処理でも様々なものが色の認識に影響を与えます)。
色を認識するまでに、これだけ多くの変数が関係してくるので、同じモノを見ても、人によって同じ色は見ていない可能性が高いとも言えます。
例えば、使用する言語によっても色が違って見えるという研究成果があります。
詳しくは以下の本が参考になります。
「言語が違えば、世界も違って見えるわけ」ガイ・ドイッチャー著