少し前からソーシャルメディア上で、ある1枚のドレスの色をめぐり激しい議論が交わされています。見る人によってドレスの色が違うというのです。
皆さんは次のリンク先の写真を見て何色に見えますか?
http://swiked.tumblr.com/post/112073818575/guys-please-help-me-is-this-dress-white-and
ある人はドレスの色が「白と金」に見え、別の人にとっては「青と黒」に見えたりしています。
私も初めは「白と金」に見え、次の日には「青と黒」に見えました。
下半分だけを見た時は「青と黒」に見え、上半分だけを見た時は「白と金」に見えたりもします。
周りの人にも何人か聞いていますが意見が分かれています(色々試したがどうやっても「白と金」にしか見えないという人もいました)。
ちなみに元のドレスの色は「青と黒」です。
この論争で視覚認識の科学が注目を浴びているようです。
http://www.nature.com/news/hues-and-cry-1.17030
http://www.wired.com/2015/02/science-one-agrees-color-dress
やはりモノには色は付いていなくて、色は私たちの脳の中で作り出されていることを改めて感じることができる話題でした。
同じものを見ていても隣の人とは同じ色を見ていないかもしれませんよ。