20世紀最大の人類の発明は「箱」だった。と聞いたらどう思いますか?そんなバカなと思うかもしれません。この「箱」とは『輸送用コンテナ』のことで、船で運ばれたり港に積み上げてあるこれといって大したことなさそうな鉄やアルミニウム製のあの箱です。
1950年代に、船舶用のこの「箱」をマルコム・マクレーンが発明してから、世界のあり方がガラリと変わっていきました。
(コンテナ自体はそれ以前にもあったそうですが、マルコム・マクレーンが視点を上げ、その使い方を変えました)
どうやってこの「箱」が世界を変えていったのかは、是非『コンテナ物語』マルク・レビンソン著を読んでみてください。
読み終えた時、確実に視点が上がっているはずです。
今までの単なる荷を入れる鋼鉄製の輸送用の箱である「コンテナ」という抽象度では見えなかった世界が目の前に広がっていることでしょう。
コンテナの物語を通じて、抽象度を上げてみてください。