昨日はセルフトーク(自分に語りかける言葉)をコントロールして、スマートトークに変えていくことが重要だとお伝えいたしました。ただ実践しようとしても直ぐには変えるのが難しいと感じる人もいるでしょう。そういう方のために役立つワザを教えましょう。
実際、セルフトークはかなり高速なのです。
例えば、誰かの話を聞いている時は、頭のなかで3倍速で聞いたことを自分に説明しています。
そして、誰かの話が止まると、そのスピードは約6倍速になります。
そうです。早回しのテープのように自分自身に語りかけているのです。
では、どうすればコントロールしやすくなるのか。
それは、まずセルフトークのスピードを遅くするようにコントロールすればいいのです。
3倍速、6倍速ではなく、1/3倍速、1/6倍速で自分自身にゆっくりと話しかけてみてください。
話しかける内容は、まずは今まで通りでも大丈夫です。
ゆっくり、ゆっくりと話しかけてみてください。
乗り物でもスピードが速いままでコントロールするのは難しいものです。
スピードを落とせば、コントロールはしやすくなります。
ゆっくりとゆっくりとセルフトークをしてみて下さい。
ゆっくりと語りかければ、今までのネガティブな言葉も、自分の手中にあるように感じるかもしれません。
今までの攻撃的な感じもしなくなるかもしれません。
セルフトークのコントロールとして、まずはスピードをコントロールしてみてください。