コーチの仕事は、クライアントにマインドの上手な使い方を教えることです。しかし単に教えるだけでなく、上手に教えることが大切です。
では「上手に教える」とはどういうことなのか?というテーマで、先日の「コーチトレーニング」においてコーチ達がディスカッションをしました。
実に様々な切り口から沢山の答えが出てきましたが、その中の一つに「コーチが背中を見せること」という答えが出てきました。
ということで、今日は私の背中をいくつかお見せしましょう。
普段自分では背中を直接見られないので、こうやって写真を見ると不思議な感じもします。
写真は半分冗談ですが、「背中を見せること」とは、「手本・見本になること」「口で言うだけではなく、 自らが行動で示す 」という意味ですね。
つまり「コーチが背中を見せること」とは、「コーチはコーチングのエビデンスとなってそれを見せる」という意味です。
身体の正面がコーチングの理論や技術などを言語で説明することだとすれば、背中はそのコーチングの理論や技術を自らが実践して非言語で伝えるということだとも言えるでしょう。
教えるというとついつい正面ばかりを気にしてしまいますが、上手に教えるためには正面に加えて背中で見せることが何より大切なことです。
時々、自らがエビデンスになっているか、背中をチェックしてみて下さい。
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