10月1日は国際協定によってコーヒーの新年度が始まる年度始めの日となります。日本では1983年に全日本コーヒー協会によって10月1日が「コーヒーの日」と定められましたが、今まで国際的には定まった日がありませんでした。
国際的にも「コーヒーの日」を決めようということで、国際コーヒー機関(ICO)理事会において、今年2015年から10月1日を「International Coffee Day 」とすることが決まりました。
「International Coffee Day 」の記念すべき第1回目の日にあたる本日、東京ビックサイトで開催されている日本スペシャリティコーヒー協会主催のスペシャルティコーヒーイベント「SCAJ2015」に参加してきました(開催期間は9/30-10/2)。
コーヒー好きの私にはたまらないイベントで、開催案内が届いた2ヶ月ほど前から今日を楽しみにしていました。
会場には国内外から200近いブースが出展され、業務用のコーヒー機械や器具、コーヒー豆の紹介や商談が活発に行われていました。
私も美しいデザインと機能性を兼ね備えたコーヒードリッパーとドリップスタンドに惹かれ購入しました。
試飲させてくれるブースも沢山あり、一つひとつの量は少なくても、かなりの数の試飲をしたような気がします。
どのコーヒーも違った個性があって、それぞれに違った美味しさがあるのが面白いですね。
会場内では「ジャパン・バリスタ・チャンピオンシップ」の決勝戦も行われており、ライブで競技を見る機会はあまりないので観客もたくさん集まっていました。
今まで東京ビックサイトで開催された様々な展示会やイベントに参加したことがありますが、このイベントで特に感じたのはWant-toな雰囲気です。
たいてい商談があるような業務用の展示会では、ブースを出展している人も会社の仕事で命令で来ましたという感じの人が多いです。
いわゆるHave-toで働いている人達です。
このイベントでは、来場者もそうですが、ブースの中の人達もWant-toでやっているんだという雰囲気を感じる人がとても多かったです。
Want-toでやっていて、その仕事に誇りを持っているような雰囲気のブースにはやはり沢山の人が集まっていました。
もちろん中にはHave-toでやっていますという感じのブースもあったのですが、やはりそのようなブースには人が入っていってもすぐ出て行ったり、そもそも人が近寄ってこない感じがしました。
コーヒーは嗜好品なので、コーヒーが好きだっていう人がその仕事に携わることが多いからなのでしょうけど、やっぱり好きでやっているパワーって凄いですよね。
「Have-toはしないWant-toのみ」(No “have-to’s” Only “want-to’s”)を実践しましょう。