写真を撮る時、被写体や構図を決めシャッターを押します。記録された映像はレンズを通して切り取られたごく限られた範囲となります。レンズに収まらなかった範囲は当然写らないのですからスコトマとなって隠れてしまいます。
広角レンズや魚眼レンズであっても、標準レンズより撮影範囲は広いとはいえ、その撮影される範囲は全方位ではなく目の前の世界の切り取られた一部でしかありません。
ファインダーを覗いて、目の前の世界の一部を切り取るということは、写真を撮るときにはあまりにも常識すぎて意識すらしていないでしょう。
私達は写真を撮ることは目の前の世界の一部を切り取ることだというブリーフをもっています。
そんなブリーフを変えてしまうようなカメラがあります。
RICOH THETA(シータ)は、上下左右全方位の360度パノラマ写真が一瞬で撮れる全天球カメラです。
撮影された写真を見た時、今まで自分が持っていた写真撮影に対するブリーフを覆すような衝撃を受けました。
これは面白い!
早速このカメラを使った新しいアイディアが色々と浮かんできています。
皆さんをアッと言わせることができるかもしれません。