「TPIEファシリテーター認定コース 第8期」の最終週。本番を想定した実習で仕上げに入りました。
上手くファシリテーションができるようになるためには、TPIE理論の理解だけではなく、事前にリハーサルをどれだけ重ねるかが重要になります。
様々な場面を想定しながらリハーサルを重ねる事で、本場におけるコンフォートゾーンを予め作ることが可能になります。
コンフォートゾーンを外れると、私達は思うようなパフォーマンスを出すことができません。
本番がアウェイの状況になってしまったら、コンフォートゾーンの外側にいることと同じですので、いくら知識があっても、その知識を十分活かすことは難しくなります。
本番をホームにする、つまりコンフォートゾーンの内側にするには、リハーサルが欠かせません。
私達は、まだその場に立っていなくても、想像力を使って予めその場をコンフォートゾーンにすることができる素晴らしい能力を持っています。
その能力を使わない手はありません。
何かの本番を控えているとしたら、本番をコンフォートゾーンにし、無意識で判断や行動ができるようになるまで、想像力と身体をフルに動かしてリハーサルをしましょう。
rehearsalの語源は、re-は繰り返す、hearsalの動詞hearseは「馬鍬(まぐわ)で土地をならす」、つまり「繰り返し馬鍬で土地をならす」という意味です。
繰り返し、繰り返し、自分のマインドをならしてコンフォートゾーンにして下さい。