昨日に引き続き「Cognitive Corporate Coaching Program」の講師を養成する講座を行いました。
この組織向けのコーチングプログラムは、グループコーチングとしてある程度の人数が一堂に会して集合的にコーチングを学んでいけるように構成されています。
そのため、講師1人に対して10人や20人などの複数の参加者がいることになります。
受講者からは講師は1人ですが、講師からみると受講者は沢山いるため、ややもすると講師は参加者一人ひとりではなく、集団として見てしまうので、一人ひとりに対する臨場感が薄れてしまいがちです。
集団だからこそのクラスマネジメントも必要ですが、受講者は一人ひとりが違う存在なのだということは常に忘れてはいけない視点だと思います。
私も大勢の前で話す機会が多いですが、基本は1対1の関係が沢山集まっているという意識で話しています。
一人ひとりの反応がどうなのかということを観察するようにしていますし、集団に対してではなく1対1で一人ひとりに対して話しているつもりで話しています。
そのため、コーチングの講義などでは、形式としてはグループコーチングのようだけど、マンツーマンで自分に対して話してくれている感じを受けるというフィードバックを頂くことも多いです。
このTAJIMA+もマス(集団)に対して書いているという意識よりも、読んでくださる一人ひとりに対して書いている意識でいます。
そのような意識でいると書きましたが、パーソナルコーチとして1対1の関係を大切にしているうちに、いつの間にか無意識にそのように書いたり、話たりするようになってしまったのかもしれません。
このことはこれからも大切にしたいことだと、今日のトレーニングを観ていて改めて感じました。