創造性の方向性

合宿から帰ってきました。苫米地式コーポレートコーチングのプログラムを早く世に出すため、これから短い期間の中でやることが沢山あります。もしこれがHave-to-Goalに基づきやっていることだとしたら、なるべく先延ばしするように創造性を働かせるでしょう。創造的逃避(クリエイティブ・アボイダンス)と呼ばれるものです。でもこれは間違った創造性の使い方です。

私達は誰もが天才的な創造性を持っています。

でもその持っている創造性をどのように使うかが重要です。

 

Want-to-Goalに向かっている時、私達の創造性は正の方向へ発揮されます。

新しい可能性が引き出されたり、今までにないヒラメキが生まれたり、誰もが思いつかなかった発見をしたりします。

Wantであり、かつゴールが高ければ高いほど、創造性は正の方向へ大きく働きます。

 

Hant-to-Goalに向かっている時、私達の創造性は負の方向へ発揮されます。

先延ばしたり、中止したりするような言い訳を創造的に考えだし、思考が現状維持のために働き、行動にブレーキを掛けるでしょう。

その状態で無理して走り続けると、ブレーキを掛けたまま走らせた車が壊れるように、私達も何かしらの故障を生じます。

 

苫米地式コーポレートコーチングのプログラムを早く世に出すことは、私のWant-to-Goalに基いているため、私の創造性は正の方向へ遺憾なく発揮されるでしょう。

ブレーキを掛けるどころか、アクセルをどんどん踏みたくなってきます。

 

創造性がどちらに働いているかは、セルフトークを観察すれば気づくことができます。

先延ばしするような、或いは中止するためのセルフトークをしているようだったら、GoalがHave-toになっていないかチェックしてみましょう。

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