本日は「苫米地式コーチング認定コーチ養成講座 第8期」第2回の全体講義を行いました。全体講義の日は講座生には講義を聴講するだけでなく、個人セッションも受けて頂きます。
優れたコーチになるためには大きく分けて3つのことが必要だと私は考え本講座を設計していますが、そのうちの1つとして、自らがコーチングの個人セッションを受けるというプロセスがあり、それはとても重要な意味を持っています。
コーチになるためのコーチングの知識や技術を学ぶというと講義のウェイトが多いように思われるかもしれませんが、むしろこの個人セッションのプロセスこそがコーチになるための土台を作っていくといっても過言ではないと思います。
それだけにコーチを養成するマスターコーチとして個人セッションを行うことは、その後講座生がどのようなコーチになるかということに大きな影響を与えます。
どのようなコーチになるかに影響を与えるということは、講座生がコーチとしてコーチングをするクライアントにも影響を与えるということです。
そして、そのクライアントもコーチングを受けたことで他の誰かに影響を与えることでしょう。
更には、その影響を受けた方は、また他の誰かに影響をあたえるでしょう(以降も続きます)。
そこまでいくと、そのクライアントや他の誰かは、きっと私の知らない方であると思います(もちろん影響を与えるのは人だけに留まりません)。
しかし、そこまで影響が及ぶのだということも自覚しながら、影響の連鎖の起点として、マスターコーチの役割を果たせるよう日々鍛錬を積んでいます。