表参道のイルミネーションが12月1日より点灯スタートしました。今年はスタート前後で連続して見ることができました。去年までは気づきませんでしたがスタート直前は片側ずつ日替わりで点灯させテストしているのですね。
このように連続して変化を見ていけば状況が把握できますが、たいてい私達が見る場面はある時点の一断面だけです。
ゴールに向かっている人がそのゴールへ向かう途中は色々と変化しています。
そのため、ゴールに向かっている人のある時点の状態だけを捉えて他人が断定的に判断することは、時として判断を誤ることがあります。
本来その人のゴールが分からなければ、その状態が良いのかどうかも分かりません。
例えば、(このイルミネーションの例を比喩的に使って表現すれば)「なんだ片側しか灯りが付いてないじゃないか」とその状態を怒ったり評価を下げても仕方ありません。
それはゴールに至る必要なプロセスかもしれないからです。
そのような誤った判断をしないようにするためには、日頃からゴールを意識することを心掛けることです。
自分のゴールは何かはもちろんのこと、この人のゴールは何なんだろうかと意識して観察することが重要です。
そして、その(仮説の)ゴールから見て今の目の前の状態を観て判断するようにしましょう。
そうすれば目の前の他人の状態に一喜一憂してストレスを貯めることも少なくなるでしょうし、無意識に他人の評価を下げてしまうようなことも減ると思います。
全ての状態は何かしらのゴールへ向かうための必要なプロセスなのですから。
以下は、イルミネーションスタート前後の3日間の写真です。
12月1日両側とも点灯。「表参道イルミネーション2015」スタート。