日ごと新しい花が咲いていくのを見ながら春を楽しんでいます。この季節になると絵本作家ターシャ・
当時既に90歳ぐらいだったと思います。
絵本作家である彼女はガーデナーでもあり、
庭をいじりながら彼女は言います。
「庭造りが好きだから夢中でやるの 人生は短いのよ 楽しまなくちゃ
誰でも自分の手で幸せを作り出せる ただし焦って結果を求めないことよ
年をとるのを恐れる人もいるけど 私はね 今がいちばん幸せよ」
彼女には豊かなゆったりとした時間が流れています。
さぁおいしそうに焼きあがったわ 時間のかけ方が違うんだから」
彼女の住むところは雪に閉ざされた長い冬の時期があります。
「私は冬が大好き もし雪がなかったらどうなると思う?
降り積もった雪は土が凍るのを防いで 植物を守る大事なものなのよ
今年は雪がたっぷり降ってくれるといいわ
こうやって何百も球根を植えるの 春 咲く花を楽しみに
最近の人は待つことが嫌いよね でも庭造りには待つことが大切なの
待つことが苦痛でなくなれば 人生うまくいくようになるのよ」
そして、冬の季節が終わり、雪が溶けると、
それを見て彼女が言います。
「春は奇跡ね」
その言葉は私に深く刻み込まれ、私は春が巡ってくるたびに「春は奇跡」だと感じます。
誰にでも平等に与えられている時間、でも時間は上手に使える人と、そうでない人がいます。
時間の使い方もマインドの使い方の一つです。
正しい時間の使い方というものはありませんが、一人ひとりが自分なりの豊かな人生を送れる時間の使い方をしましょう。