圧力鍋を使って調理をしました。圧力鍋は蓋がしっかりと密閉されているので、素早く鍋の中を高温・高圧することができスピーディーに調理が可能になります。
圧力鍋の特徴は鍋内と外部との空気の流通を妨げる性能、つまり「気密性」に優れていることです。
「気密性」が高いため、熱源からのエネルギーを効率よく使え内部の温度と圧力を一気に高めることが可能になります。
私達にとってもこの「気密性」が重要になる場合があります(人の場合は「気密性」ではなく「機密性」となりますが)。
例えば、自分のゴールを他人に話すことは「気密性」を下げることに繋がります。
内発的な動機「Want-to」というエネルギーも、他人に話すことで、エネルギーが漏れ内側の情熱が下がってしまうことがあります。
更に他人に話すことで「Want-to」というエネルギーが「Have-to」というエネルギーに変換されてしまうことがあります。
アファメーションの作成の11のルールの中にも、「機密性(Confidential)」というのがあります。
アファメーションを作成指導をする時には『人には話さずに自分だけのものにしておくことが大切だ』と教えています。
これはアファメーションを他人に話すことでゴールがHave-toになってしまうことを防ぐためです(ドリームキラーを作らないという意味も併せてあります)。
唯一話しても良いのがしっかりと訓練を受けたコーチだけです。
訓練を受けたコーチには話しても、Want-toだったゴールがHave-toになることはなりません。
もちろんコーチがドリームキラーにならないのは言うまでもありません。
自分の心から望むゴールは、まずは他人に話さずに、自分の内側の温度と圧力を高めていって下さい。
すぐに人に言いたくなるかもしれませんが、じっと我慢してください。
我慢することでどんどん内側の温度と圧力が高まっていきます(もちろん温度とか圧力という表現は比喩的に使っています)。
他人に話しても大丈夫なタイミングは自然と訪れるものです。
しっかりと口を閉じて、ゴールに向かっていって下さい。