目の前にある「200kgの石の塊を20km先まで運んで下さい」と言われたら、どう思いますか?「無理です」と言うか、「何か方法を考えましょう」と言うかで、結果は正反対のものになります。
「無理」だと思ったら、その瞬間に私達のクリエイティビティは蓋を閉じ、実際に「できない」という現実を生み出します。
たとえ今方法が分からなくても「何か方法を考えましょう」と、「できる」ことを前提に思考を始めれば私達のクリエイティビティが働き始め、それを実現するための方法を見つけ出し、「できる」という現実を生み出します。
「無理です」と簡単に言わないようにしましょう。
本当は「無理」ではないのですから。
写真は、カンボジアの遺跡に使われた石を運搬する方法です。
石に穴を開け、木の杭を打ち込み、木の杭に紐を巻き付けて担いでいったようです。
「無理」だと思ったら、アンコールワット遺跡は存在していませんでしたね。
そして私もカンボジアに行くこともなかったかもしれません。
遥か昔の誰かの「できる」が私をカンボジアに運んでくれました。
「できる」って思考することは、時空を超えて繋がるのですから凄いことですね。