ある物事について、是か非か、良いことか悪いことかをハッキリさせることを「白黒つける」とか「白黒はっきりさせる」といいますね。
「白黒つける」といった場合、どうしても世の中に絶対的に良いこと(悪いこと)があると考えがちです。
そして、その絶対的に良いこと(悪いこと)という基準がどこかにあって、それに照らしてどちらかを判断しようとします。
でも実際には世の中には絶対的に良いことも悪いこともありません。
では自分で白黒つける場合、何を基準に白黒つければ良いのでしょうか。
それは自分のゴールです。
自分のゴールが自分にとって何が良いことか、悪いことかを決めます。
自分のゴールが自分にとってそれが是か、非を決めます。
何かに対して白黒ハッキリさせられないという場合は、自分のゴールがハッキリしていないということがほとんどでしょう。
それを逆向きに使って、ある物事に対して白黒ハッキリさせられるかどうかで、自分のゴールがハッキリしているかどうかをチェックしてみると良いでしょう。