第3回コーチトレーニングを開催しました。このコチトレは2ヶ月に1回、リバティーコンチング主催のコーチ養成講座(苫米地式認定コーチ、TICEコーチ)の卒業生・受講者が集い、コーチング技術の向上やコーチングに関する新しい価値を世の中に創造する場として作りました。
コーチ養成講座は主にインプット型となっていますが、コチトレは主にアウトプット型としています。
そのため、コチトレでは、参加者自身が講師になったり、テーマ毎に分科会を作り世の中に提供できるコンテンツやコーチのスキルアップに資する資料などの成果物を参加者が主体的に作成しています。
コーチ養成講座の卒業生や受講者は、様々なバックグラウンドを持っており、通常では出会わないような仲間が揃っているため、この場を通じてお互いの知識や経験を共有することは、お互いのスコトマを外すとともに、新しい価値を生み出すための材料としてとても有用なものとなります。
一方で、自分が既に持っている知識や経験などは自分にとっては当たり前のことなので、その価値に気づいていない人が多いことも大勢のコーチを養成していく中で感じてきたことでもあります。
新しい価値を世の中に創造するためには、まず自分自身が既に持っている価値に気づくことが重要となります。
「いや自分にはそんな価値あるものは持っていないですよ」という人であっても、必ず価値ある知識や経験をいくつかは持っています。
でも既に持っている価値は自分自身ではスコトマになっていて、自分の中の引き出しにただ仕舞われているだけのものが多いものです。
まずはその眠らせている価値(人に伝える価値が無いと勝手に思い込んでいるもの)に気づいてもらいたいと思っていますし、それを引き出し合うのもコチトレに参加しているコーチ同士の大切な役割だと思っています。
更には、自分自身が既に持っている価値に気づいた上で、その価値に囚わることなく、今まで世の中に無かったような新しい価値を創造していくことが重要です。
昨日のコチトレでは卒業生の講演を通じて、自分自身の既に持っている価値に気づき、それを伝えることの重要性を参加者全員が体感できた場となったと思います。
次回は1月。それまでに皆さんがどんな自分の価値に気づいていくるのかが楽しみです。