驚かしてよ!

Astonish Me!

「驚かしてよ!」

この言葉は、雑誌『ハーパース・バザー』(※)のアートディレクターであるアレクセイ・ブロドヴィッチ氏が、写真家リチャード・アヴェドン氏に与えたアドバイスです。リチャード・アヴェドン氏はこのアドバイスによって、オードリー・ヘップバーンの写真などで後に世界的に有名な写真家となったそうです。

A・ブロドヴィッチ氏は「俺が思いつくようなものでなく、俺があっと驚くような作品を持って来い」という意味でR・アヴェドン氏に言ったのだと思います。

ブロドヴィッチ氏は大物のアートディレクターですから、ちょっとやそっとの作品では驚くはずがありません。アヴェドン氏はそのブロドヴィッチ氏さえも驚くようなアイディアをクリエイティブに考え続けることによって、才能を開花させたのだと思います。

人をあっと驚かそうと思うと、私達は思いっきり創造的にならざるを得ません。

私はこの’Astonish Me!という言葉が大好きで、いつも人を驚かせるにはどうすればいいだろうかと創造性を働かせるようにしています。

※「ハーパーズ・バザー(Harper’s BAZAAR)」は1867年に創刊された?世界初の女性ファッション誌。

<参考文献>「PLAY・JOB(プレイ・ジョブ)」ポール・アーデン著

PLAY・JOB (プレイ・ジョブ) (Sanctuary books)

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