「パフォーマンス・エンハンスメント・コーチング認定コーチ(TICEコーチ)養成講座」第5回全体講義。
この講座では、コーチングの創始者であるルー・タイスから、コーチングの技術ということだけでなく、
・コーチとしてのあり方
・コーチに求められるもの
・コーチのルール
・コーチの役割
などコーチにまつわる様々な内容を学んでいきます。
テキストをざっと見ても、それらの項目は大小合わせてかなりの数に上り、コーチとしての機能をしっかりと果たすために求められるものが非常に多くあるように感じられます。
今日の講義でも新しく学ぶ内容が盛り沢山だったので、更にその数が増え、覚えようとするだけで大変かもしれません。
ルー・タイスは、40年間にも及ぶ自身の経験を踏まえて、具体例も挙げながら私たちにそれらの項目を分かりやすく伝えてくれますが、受け手がそれらの項目一つひとつの抽象度にとらわれているとかえって理解や実践が難しくなるのかもしれません。
確かに項目だけを数えるとかなりの数に上るのですが、コーチがコーチングをする目的(クライアントがコーチングを受ける目的)という抽象度からみると、それらの項目同士の整合性がとれ、極めてシンプルな原理原則に基づいていることが分かってきます。
今日の五回目まででパズルのピースがほぼ出揃いました。それらのピースからできあがった全体像を抽象度の高い視点から観ることで、それぞれのピースの意味がこれまで以上に分かってくるはずです。