カンボジア教育事情

Cambodia_school

ベン・メリア遺跡に向かう途中に立ち寄った休憩所の前に小学校を見つけました。近づいてみると日本語の文字が校舎に書かれているが見えました。

どうやらこの小学校は、日本のある団体が寄贈して建てた学校のようです。この学校のようにカンボジアには日本の団体等から寄贈された学校が数多くあります。

校庭では大勢の子供たちが元気な声を上げながら思い思いに遊んでいました。その様子から学校が楽しくてしょうがないといった雰囲気が子供たちから伝わってきました。

カンボジアでは、学校に通える事自体がいまだに当たり前ではありません。まだ農村地域では子供は労働力として期待されており、経済的な理由からも学校に通えない子供たちも多くいると言います。

ガイドさんの話では、カンボジアは学校の数が十分ではなく、地方では歩いて1−2時間掛けないと学校までたどり着かないところはザラにあり、自転車を持っていない遠方の子供達は通学が難しく学校に通うのを諦めることもあるそうです。また、学校の数に対して子供の数が非常に多く、一つの教室に子供たちが入りきらないため午前と午後の2部制にしているとのことでした。

ここで、カンボジアのデータを少し見てみると、面積は18.1万平方キロメートル(日本の約2分の1弱)で、人口は約1500万人です。人口構成は、ポルポトの虐殺と長期間の内戦により、30 代以上の人口が極端に少なく、総人口の54%が24 歳以下、平均年齢22.9 歳という圧倒的に若い人口構成となっています。初等教育(6年間)の就学率は93%(但し、卒業できるのは52%)、中等教育(3年間)の就学率は34%しかありません。

また、学校を建設する資金や教師の数と質が不足しているため、まだ十分な教育体制が整っていません。教師の社会的地位と給料も低く、教師の6割が中等教育修了が最終学歴だそうです。

日本では普通教育が受けられることは憲法でも保証され当然のことになっていますが、カンボジアをはじめ当然となっていない国が世界にはたくさんあります。

未来を創っていく子供たちが教育を受けられことが当然の世界、その世界の実現に向けてやりたいことが沢山あります。

<参考>

外務省 カンボジア基礎データ http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/cambodia/data.html

カンボジア経済について http://cmc-office.jp/cambodia.html

カンボジア教育の現状 http://www.ciesf.org/cambodia/education.html

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