言外のプロセス

昨日は、自分が淹れたコーヒーは格別に味わい深かく感じるという話を書きました。

それを書き終えてふと気づいたのは、私が「コーヒーを飲む」や「コーヒーが好き」と言った時には、「コーヒーを自分で淹れる」というプロセスもイメージしながらそれらの表現をしていることでした。

人によっては、「コーヒーを飲む」「コーヒーが好き」と言った時に、お店で飲む、他の人に淹れてもらったコーヒーを飲むことを前提にその表現を使っていることも多いでしょう。

あるいは、コーヒーを淹れる前に焙煎することが習慣である人は、「コーヒーを飲む」といった時に、暗に「コーヒー豆を焙煎する」というプロセスを含んで使用しているものでしょう。

このようにその人によって「コーヒーを飲む」といった行為一つとっても、その表現に含まれるイメージは様々です。

もちろん、状況によってもそれらは異なります。自分がカフェにいて「コーヒーを飲む」といった時と、事務所にいて「コーヒーを飲む」といった時では、どの段階のプロセスまで想起してそう言っているのかは私の場合は異なります。

 

コーチングでも「スコトーマを外す」「コンフォートゾーンを上げる」といった時に、どのプロセスまで想起して言っているかが異なることがあります。

コーチングを学び続けていくと、単に「スコトーマを外す」と言っただけで、その前にゴール設定するなどのプロセスは当然のこととして言葉としては省略して、それらの表現を使うようになってきます。

セルフコーチングでは自分が分かっていればそれで良いかもしれませんが、他者にコーチングする際には相手がどこまでのプロセスを想起してその表現をしているのかを見極める必要があります。

また、コーチが「スコトーマを外しましょう」などと言った時に、当然のプロセスを言わないがために、クライアントがその意味することを理解できていない可能性も考慮しておく必要があるでしょう。

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