Sonification

分子の音 身体のなかのシンフォニー

コーチングの技術の一つにビジュアライゼーション(Visualization)というものがあります。ビジュアライゼーションとは、想像(Imagination)によって心の中に映像を描くことです。

ビジュアライゼーションとは、「視覚化」「可視化」と訳される場合もあります。

実際には視覚情報だけでなく、五感全部の情報を使って想像することの方が臨場感をより強く感じることができますので、「視覚化」「可視化」というとコーチングで意味するところのビジュアライゼーションより狭い意味となってしまうので注意が必要です(視覚以外の五感情報でビジュアライゼーションをすることもあります)。

ただ、人の情報処理における五感の依存度は視覚が一番大きいので(8〜9割とも言われています)、視覚情報が臨場感を高める上で大きな役割を果たしているのも間違いないでしょう。

また、現代社会は情報の可視化とともに発展を遂げてきたところがあり、視覚情報へ依存する傾向は可視化技術の進展とともに更に加速するかもしれません。

一方、視覚情報への依存度が高まることで、他の感覚情報はスコトマ(心理的盲点)になる傾向も強まる可能性があります。

そのスコトマを外す取り組みの一つとして、ソニフィケーション(Sonification)「可聴化」という新しい分野が立ち上がりつつあるようです。

ソニフィケーション(可聴化)とは、情報を耳で聞くことができる状態するにすることです。

特にいっけん音要素とは無関係だとだと思われる情報を音化することで、(スコトマになって隠れていたものに対して)新しい気づきを得ようとする試み全般を指して「ソニフィケーション(可聴化)」呼ぶようです。

そのソニフィケーション(可聴化)の試みのを紹介する『分子の音 身体のなかのシンフォニー』という本を教えてもらいました。

この本は、身体を構成する分子の振動を音に変換してみたらどんな音になるかというのを可聴化技術を使い実現したものを解説したものです。

更に、血液型A,AB,B,O、アポトーシスのタンパク質、アミノ酸、ビタミンB1、セロトニン、アドレナリン、オキシトシン・・・などの分子の振動を可聴化したものが付属のCDで聞けるのですが、それはもう神秘的で、心地の良い音楽となっていました。

その音楽と身体が呼応して一体感に包まれるような感覚があり、今日も1日ずっとリピートして掛けっぱなしにしていましたが飽きもせずに聴いて(感じて)います。

ソニフィケーション(可聴化)によって、まさに身体が音楽を奏でていることを感じることができました。

これから自分の身体の中のシンフォニーを聴くことで、なにか新しい気づきを得ることができそうです。

更には、コーチングにおけるビジュアライゼーシにも良い効果が出てくる予感がしています。

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