とらや

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虎屋本社社屋の建て替えに伴い「とらや赤坂本店」が本日10月7日から休業するとのニュースを聞き、散歩がてらに赤坂本店へ足を運んでみました。

(虎屋のお知らせ「十七代 黒川光博より 赤坂本店をご愛顧くださったみなさまへ」)

現在の社屋は50年前の1964年の東京オリンピック開催の時に建てられたものとのことです。

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建てられた当時はこの建物が周囲で一番高かったようですが、現在は周りにそれより高い建物が立ち並び囲まれていますが、「とらや」の黄色い看板は遠くからもよく見えて一際目を引きます。

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白くて大きな「とらや」の暖簾。

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入り口には休業を知らせる貼り紙がありました。

休業後は、社屋を建て替え2018年に同じ地に同じ暖簾で、新たに生まれ変わって誕生するようです。

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暖簾をくぐり、ドアが開くと、虎が出迎えてくれます。

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店内には金色の虎が。

黒字に金色の虎の紙袋を見ればすぐに虎屋だと分かりますね。

その紙袋を見るだけで羊羹のイメージが想起され食べたくなります。

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同じ建物の地下にある「虎屋菓寮」も休業に入ります。

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店内に貼られた「赤坂本店のあゆみ」。

創業が室町時代後期(1500年頃)とは。

500年以上も続く老舗でありながら、今なお古さを感じさせないのが凄いです。

その秘訣は十七代 黒川光博社長へのインタビュー「虎屋が古くならないのは、なぜなのか(東洋経済オンライン)」からもヒントを得られそうです。
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老舗だから変わらないのではなく、時代の変化に合わせる柔軟さを常に失わずにきたからこそ長く続いてきたのでしょうね。

企業の平均寿命は人のそれより短いといわれています(「2014年の倒産企業の平均寿命は23.5年」東京商工リサーチより)。

そんな中500年以上も存続してきた虎屋さんからは、実業家としてのマインドの上手な使い方について学ぶことが多くありそうです。

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