金木犀

kinmokusei

気持ちの良い天候だったのでバルコニーでパソコンに向かいながらコーチングプログラムを作成していたら金木犀の甘い香りに包まれました。

香りの源をたどるように隣の敷地を見てみると大きな金木犀の木があり、オレンジの色の花が一斉に花開いていました。

この時期、街を歩いていてもどこからか金木犀の香りが漂ってきます。

不思議なのは、ある日突然申し合わせたようにあちこちから金木犀の香りが一斉に漂い始めることです。

その香りを嗅ぐと、どこに金木犀の木があるのかを探すのも一つの楽しみになります。

香りのしなかったその日までは、どこに金木犀の木があるのかなんて気にも止めていなかったはずなのに。

ある金木犀の木はいつも目の前にあったり、他の金木犀の木は何度もその木の前を通ってその姿を目にしていたはずなのに。

毎年この時期に金木犀の香りが漂い始めると、私はスコトマ(認知的な盲点)の存在を思い出します。

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