今日は興味深いデータをお見せしましょう。都道府県のいくつかを赤く塗りつぶした日本地図です。
この地図の赤く塗った都道府県は、私がリバティーコーチング設立後にコーチとしてパーソナルコーチングのセッションをしたことのあるクライアントさんの居住地です。
(申込時の住所に基いて塗っているので、その後塗っていない都道府県に引っ越しをされたりされていることもあるでしょう。海外の方も載せていません)
数えてみると47都道府県のうち35都道府県の方とコーチとしてセッションで出会うことができました。
この地図では、セミナー参加者やリバティーコーチング主催以外のコーチングは除いてあるので、実際にはコーチや講師として全ての都道府県の居住地の方とお会いしていると思います(もちろんその都道府県全員の方とお会いしているという意味ではありません)。
私は東京生まれの東京育ちであり、学校も会社勤めも東京だったので、遊びや旅行や出張以外は東京から出たことがありません。
そのため、私がコーチとして独立した時は、日本全国の方とこうしてコーチとしてお会いできるという根拠は何もありませんでしたし、まずは東京でコーチとして開業して東京及びその近郊の方をクライアントさんとして持つというイメージでした。
全国にコーチングを広めるというゴールは持っていましたが、開業時点ではかなり先になるかもという感じでした。
なにせ、開業当時は苫米地式コーチもTICEコーチもその名前で活動している人はいない状況でしたので(苫米地式コーチング認定コーチという名前自体、私が活動するために初めに付けたものですから当然いませんよね)。
コーチとして独立開業して直ぐに、お陰さまで東京ではトライアルコーチングのお申込みをたくさん頂き、大勢のクライアントさんが付いて下さいました(その事自体もエフィカシー以外の何の根拠もありませんでした。ちなみにトライアルコーチングという名称も私が考えたものです)。
並行して、昨日の記事で紹介した上野雅子コーチとは独立開業前後から打合せを重ねていました。
ただ、上野コーチは当時神戸在住でしたので、直接会って打ち合わせする時は、上野コーチに東京に来て頂くか、私が神戸に行く必要がありました。
私は東京以外は知らないので、コンフォート・ゾーンを広げるためにも、なるべく神戸に出向いて打合せをするようにしていました。
そして、開業して2ヶ月ほどした時にふと思いました。
こうやって神戸に行くんであれば、そのタイミングに合わせて神戸や大阪でトライアルコーチングの募集をしてはどうだろうかと。
募集しても申込みがあるかなんて全く分かりませんでしたが、BlogやTwitterで神戸・大阪でのトライアルコーチングの募集の告知をしてみました。
驚いたことに、なんと5人程のお申込みを頂いたいのです(その中には私の講座を受け現在苫米地式認定コーチになっている方もいます。その当時は想像すらできませんでした)。
この経験は、私にとってその後の活動に繋がる大きな意味を持っていました。
なんといっても「自分がいないと思ったらいない」という大切なことを学びました。
もし私が東京しか知らないから他のエリアに行ってもクライアントなんていないよと思い続けていたとしたら、現在のように日本全国の方とお会いすることはできなかったでしょう。
その経験から、その後は精力的に自分が各地に出向いてトライアルコーチングの募集をするようになりました。
そこでも行く先々でお申込みを頂くことができました。
そして、独立一年目でほぼ全国に居住されている方々とコーチングやセミナーでお会いすることができました。
「自分がいないと思ったらいない」
「自分ができないと思ったらできない」
逆に
「自分がいると思えばいる」
「自分ができると思ったらできる」
どちらも単に思った通りの現実になっているだけ。
この体験で、シンプルだけど、コーチングにおいて非常に重要なマインドの使い方を自身の体験をもって身に付けることができました。
(昨日久しぶりに上野コーチにお会いして、このことを思い出したので、私自身の重要な転機となったエピソードについて皆さまにご紹介させて頂くことにしました)