荷物が届きました。中にはIMAGINE. COFFEEと書かれたクラフト袋が2つ入っていました。袋を手にするとローストされたコーヒー豆の良い香りが漏れてきました。
IMAGINE.COFFEEという名前を目にしただけで、自然と袋に書かれたコーヒーの種類と袋から漂う香りから想像が膨らんでいきます。
INDONESIA /マンデリン ブルーリントン
「マンデリン」とは、特定のコーヒー生産地を表す名前ではなくインドネシアのスマトラ島北部一帯で生産されるアラビカコーヒーの総称です。その中でもブルーリントンは、良質なコーヒー地区で取れたコーヒー豆を更にハンドピックで丁寧に選別したクオリティーの高いコーヒー豆です。
私の想像はインドネシアにまで飛び、インドネシアの熱帯雨林や家並やそこにいる人達の情景が目に浮かんできました。
更に、飲んだ時の感じまで想像が膨らみます。
マンデリンの特徴である、コーヒー特有の酸味があまりなく、苦味のあとに甘みが続き口の中に広がる感じが。
IMAGINE BLEND
もう一つの袋に書かれていたIMAGINE BLENDは、どんな豆がブレンドされたものなんだろうと香りからあれこれ想像するも具体的なイメージを特定するまでには至りませんでした。
でも逆にその曖昧性が自由に想像を膨らませるのを助けてくれ、あちこちへと想像の中で行くことができ楽しめました。
まだ袋も開けていないのに、IMAGINE.COFFEEというその名前から、豊かに想像が膨らんでいきました。
このコーヒーは、島根県を拠点に全国で活躍している齋藤貴志コーチが送ってくれました。
そして「IMAGINE.COFFEE」は島根県松江市でスペシャルティコーヒーを専門に焙煎している齋藤コーチのお気に入りの珈琲店だそうです。
今回、私の好みを他のコーチから聞いて、そのイメージをマスターに伝え、マスターはそのイメージに合うような焙煎をしてくれたそうです。
私はまだ島根県松江市にも行ったこともないですし、マスターにもお会いしたことはありませんが、そうやって多くの人が(私に対する)想像を膨らませ、想像のリレーをしてこのコーヒーが手元に届いたのかと思うと、単なるコーヒーの味を超えた味がしました。
更に「IMAGINE.COFFEE」について書かれた記事?http://oriented.co.jp/?p=259?を読んで、これは是非松江市を訪れ「イマジン珈琲店」に行たいなと思いました(訪れてコーヒーを飲んでいる所をリアルに想像してしまったので、行くことなるでしょう)。
齋藤コーチに聞いたところ、マスターの岸本さんは24時間コーヒーのロースト(焙煎)のことを考えているような人とのことです。
コーヒー豆の焙煎とは、コーヒー豆が本来持つポテンシャルを最大限引き出すためにある工程です。
手間暇かけて摘み取り、選別し、乾燥させ、出荷されても、コーヒー豆が活きるか死ぬかはロースト次第という、非常に重要な工程です。
そして、コーヒー豆は同じ種類であってもどれ一つとして同じものはなく、その時の気温や湿度によっても影響を受けるため、仕上がりを想像しつつ、どのように焙煎すればコーヒー豆が持つポテンシャルを最大限引き出せるのかは、まさに想像できる力に掛かっています。
なんだか、まるでコーチみたいだなぁと嬉しくなってしまいました。
島根から届いたコーヒーがきっかけになって想像が膨らみ、その想像から新しい縁起が生まれた、楽しい一日でした。
もちろんそのコーヒーもその魅力が思う存分引き出されていてスペシャルに美味しかったですよ。
IMAGINE.COFFEE ?https://m.facebook.com/profile.php?id=455458197962217
IMAGINE.COFFEEのコーヒー豆の注文はネットショップhttp://imaginecoffe.thebase.in/からもできるようです。
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