天気が良いのでバルコニーで本を読んでいたら、テーブルの上のiPhoneが「高温注意」と表示されて突然使えなくなってしまいました(緊急電話だけ使えるようです)。
暫く日陰においてiPhoneの温度が下がるようにしたら復活しました。
すっかり本に集中して気が付かなかったのですが、長時間直射日光にさらしてしまい、いつの間にか許容温度を超えてしまったようです。
AppleのHPをみると「iOS デバイスは周囲の温度が 0° ? 35℃ の場所でお使いください。・・・デバイス内部の温度が正常な動作温度範囲を超えると、デバイスは内部コンポーネントを保護するために自動的に温度を調整しようとします。」とのこと。
iPhoneにもコンフォートゾーン(0° ? 35℃ )とホメオスタシスのような機能(自動的に温度を調整)があると感心しました。
通常使用時のCPU動作や充電中の発熱はファンを回してコンフォートゾーンを維持してくれています。
その範囲を超えた低温下や高温下では機能を自動的に(一部)停止してデバイスを保護するように設計されているようです。
人間もコンフォートゾーンを維持すると共に、その範囲を外れるとコンフォートゾーンに戻そうというホメオスタシスが働きます。
人間もコンフォートゾーンを外れると一気にパフォーマンスが低下します。
過剰に汗が出たり、筋肉が硬直したり、胃液がたくさん出たり、周囲の音が耳に入ってこなくなったりと物理身体にも色々と影響がでます。
無意識もネガティブな創造性が発揮されコンフォートゾーンに戻ろうとするネガティブなセルフトークが繰り返されます(創造的逃避といいいます)。
これらはホメオスタシスによって起きるものです。
但し、問題はホメオスタシス自体ではなく、コンフォートゾーンがどこに設定されているかです。
ゴール達成のためにホメオスタシスを味方につけるには、ゴールの世界の自己イメージをコンフォートゾーンにすることです。
ゴールを達成した暁にはどんな自分になっているのが相応しいかを臨場感高くイメージしてみましょう。