マメではない

髪をカットしてから、シャンプー台に頭を乗せてリラックスしていると、髪を洗ってもらいながら話しかけられました。

「Blogとかは書かれますか?」

「ふぁい(はい)」(顔にタオルが掛かっていて口が上手く動かせません)

「毎日のように書かれるんですか?」

「ふぁい」

「Facebookとか見ていると毎日書かれる人もいて、マメじゃなきゃ出来ないなぁ、と感心してしまいます」

「ずぎだがらでじょ(好きだからでしょう)」

 

マメじゃなきゃ出来ないと言われて一瞬、TAJIMA+を毎日書いてる自分は果たしてマメなのかと考えてみましたが、決してマメだからではないなぁと思いました。

きっとマメじゃなきゃと言われたのは、マメな性格でなければという意味で使われたのだと思います。

でも性格の問題ではないと思います。

好きだから、やりたいことだから、自分で選んだゴールがあるから、毎日書いて続いているに過ぎません

私は、好きなこと、やりたいことに対しては、端から見れば、マメなように感じられるかもしれません。

何と言ってもコーヒーの欠点豆まで拾うぐらいですから(詳細は昨日の記事をご覧下さい)、マメに見えるでしょう。

でも、自分がやりたくないこと、嫌いなことに対しては全くマメではありません。

自分がやりたくないこと、嫌いなことに対しては、端から見れば、怠慢でズボラにさえ見えると思います。

 

単に性格の問題にしてしまうと、マメだからできる、マメだからできない、というような信念(belief)ができあがってしまいます。

もし自分はマメではないという信念を持っていたら、その信念のためにできなくなっていることがたくさんあるかもしれません。

でも自分はマメではないと思っている人でも、好きな人ができたらマメにメールを送ったりするでしょうし、好きなことに関連した情報をマメにチェックしたりするでしょう。

コーチングでは、性格分析とか性格分類などはしません。

性格という概念も使いません(代わりにBelief (System), Habit, Attitudeといった概念で説明します)。

「私こういう性格だから」といった場合、そこには変えられないものといったニュアンスで使われていることさえあります(コーチングではBelief (System), Habit, Attitudeは変えられると考えています)。

性格だからと済ましてしまい、スコトーマになっていること、可能性がしまわれたままになっていることがあるかもしれないなぁと、シャンプー台で気持ちよくまどろみながら考えていました。

「痒いところ、洗い残しはありませんか?」

「ふぁい」

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