靴をテーマにした記事が盛り上がっています。そんな皆さんの盛り上がりが嬉しくなり、私ももう一つ靴をテーマに記事を書いてみたくなりました。
既に他のコーチも書かれていますが、靴には私達の無意識の行動、癖、身体の使い方などが現れます。
その結果、人それぞれ靴底の減り方にも違いがでます。
靴が馴染んだ時には靴の形や靴底にもその人なりの特徴が現れているものです。
その特徴は今までのマインドの使い方(ブリーフ・システム)が形を変えて表出したものとも言えます。
それを知った上で、注意したほうがよいポイントをお教えします。
例えば、整体やマッサージなどに行き、何かしらの方法で身体のバランスを整えたとしましょう(物理身体だけでなく、情報身体にもいえることですが、ここではイメージしやすい物理身体を例にします)。
施術後は、確かに骨や筋肉の位置などもかわり、バランスも良くなることがあります。
でも暫くするとまた元に戻ってしまうことが多いものです。
それは日頃の身体の使い方が変わっていないからですが、身体の使い方になるべく意識を向け、注意していても戻ってしまうことがあります。
その原因は、意外にも靴であることがあります。
もし、何らかのバランスを整える施術をした後に、今まで履いてきた靴を履いて帰ったらどうなるでしょうか?
或いは、今までの馴染みの靴をそのまま履き続けて日常を過ごしたらどうなるでしょうか?
靴には、それまでの過去の身体の使い方がしっかりと刻み込まれていますので、知らないうちにそれに身体が引っ張られていきます。
そして、過去の情報が詰まった靴で生活をしていると、しっかりとそれに身体が合わせてしまいます。
せっかく、体のバランスを整え、未来に向けて新しい身体に馴染ませようとしても、古い靴が過去の臨場感のフィードバックを常に身体に与えていきます。
靴はスコトーマ(心理的盲点)になりやすいものです。
身体のバランスを整えた後は、新しい靴を履いて帰って下さい(ということは新しい靴を持参するということです)。
使い古した今までの靴も全て新しいものに取り替えたほうが良いでしょう。
そうしないと、靴からフィードバックを得て、ちゃんと身体は過去に戻っていってしまいます。
(物理身体と情報身体は繋がっていますので、情報身体を調整した後も靴は変えたほうが良いですが、このことはあまり知られていません)
今まで寄せられた「靴」をテーマにした記事を以下に掲載します。他のコーチの方もアップされたらここに追加していきますので、ご連絡お待ちしています(以下、掲載順です。敬称略)。6月末まで「靴」をテーマに募集中です。
- 原井川 哲也「靴とコーチ」
- 近藤 耕基 「(それは、)私には似合わない。」
- 兵毛 孝一 「おしゃべりな靴」
- 伊藤 宏美 「in her shoes −私達は何度も擦りむいて、自分だけの靴を見つける−」
- 広瀬譲治「熊本の震災に触発されて作った作品」
- 中西千華「愛用ブーツ」
- 齋藤 愼治「誰も気づかない」
- 村本麗子「靴」
- 上杉絵理香「赤い靴」
- 斎藤貴志「『ハイヒール』と『セーラー服』の思い込み」
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