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未収録原稿【エピソード】Carry on the Legacy

『マインドの教科書』の構成の都合上掲載できなかった「コラム」と「エピソード」の原稿があります。そちらを順次掲載していきたいと思います。『マインドの教科書』と共にお読みくださればと思います。

以下に掲載するのは、その中の最後となる11個目のエピソードです。


エピソード「Carry on the Legacy」

ルー・タイスは2012年4月に亡くなる直前まで、私たち一人ひとりが無限の可能性を持っていることを伝えることに対する情熱を持ち続けました。

亡くなる2週間ほど前の3月に『Head Coach』という組織のリーダー向けのプログラムが完成し、そのプログラムを展開するにあたり、ベテランのファシリテーター12名が集められ、トレーニングが開催されました。

そのトレーニング会場に、車椅子に押されて突然現れたルー・タイスは、 Read more…

未収録原稿【エピソード】一緒にこの世界をよりよい場所に変えていこう

『マインドの教科書』の構成の都合上掲載できなかった「コラム」と「エピソード」の原稿があります。そちらを順次掲載していきたいと思います。『マインドの教科書』と共にお読みくださればと思います。

以下に掲載するのは、その中の10個目のエピソードです。


エピソード「一緒に全ての人にとってこの世界をよりよい場所に変えていこう」

私がはじめてルー・タイスにお会いしたのは、2009年11月に新宿で開催された教育者向けのセミナーでした。
「子供たちの可能性を引き出す」というテーマで開催されたそのセミナーの登壇者の一人として、ルー・タイスは青少年達向けプログラム「PX2」の紹介を行ない、このプログラムが日本の教育を大きく変えるために貢献できることをお話されました。

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未収録原稿【エピソード】部屋の中で煌々と光るネオン

『マインドの教科書』の構成の都合上掲載できなかった「コラム」と「エピソード」の原稿があります。そちらを順次掲載していきたいと思います。『マインドの教科書』と共にお読みくださればと思います。

以下に掲載するのは、その中の9つ目のエピソードです。


エピソード「部屋の中で煌々と光るネオン」

ルー・タイスが亡くなった1ヶ月後の2012年5月にシアトルにあるTPI本部を訪れました。

訪問の目的は、某国の大統領がTPI本部を表敬訪問するレセプションパーティーに参加するためと、その数日後に開催される『Head Coach』というコーチングプログラムのファシリテーター&コーチのトレーニングを受けるためでした。
そのトレーニング期間中は、本部の建物内にある部屋で寝泊まりをさせてもらいました。

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未収録原稿【エピソード】ルー・タイスが自分に課した3つのルール

『マインドの教科書』の構成の都合上掲載できなかった「コラム」と「エピソード」の原稿があります。そちらを順次掲載していきたいと思います。『マインドの教科書』と共にお読みくださればと思います。

以下に掲載するのは、その中の8つ目のエピソードです。


エピソード「ルー・タイスが自分に課した3つのルール」

ルー・タイスが人を助けられるような人物になりたいと思った時、自らに3つのルールを課しました。その3つのルールとは、「正真正銘の自分であること(Authentic)」、「成長を続けること (Progressive)」、「成果を上げること(Effective)」です。それぞれ意味するところを見ていきましょう。 Read more…

未収録原稿【エピソード】いつもメンターを探している

『マインドの教科書』の構成の都合上掲載できなかった「コラム」と「エピソード」の原稿があります。そちらを順次掲載していきたいと思います。『マインドの教科書』と共にお読みくださればと思います。

以下に掲載するのは、その中の7つ目のエピソードです。


エピソード「いつもメンターを探している」

ルー・タイスは、自分自身が成長するために、常に「メンター」を探していると言っていました。ここでの「メンター」とは「お手本となる人物」「目指したい人物」というような意味です。

「メンター」というと、顧問など実績のある人物がまず想定されます。しかし、ルー・タイスの場合のメンターは、年齢も職業も過去の実績も関係なく、自分が素晴らしいなと感じるもの、何かしらお手本にしたいようなものを持っていたらその人が「メンター」になるとのことでした。 Read more…

未収録原稿【エピソード】東日本大震災後の福島での講演会

『マインドの教科書』の構成の都合上掲載できなかった「コラム」と「エピソード」の原稿があります。そちらを順次掲載していきたいと思います。『マインドの教科書』と共にお読みくださればと思います。

以下に掲載するのは、その中の6つ目のエピソードです。


エピソード「東日本大震災後の福島での講演会」

2011年9月5日に福島県でルー・タイスの特別講演会が行われました。

同年3月11日に発生した東日本大震災の被害状況については、その発生時からルー・タイスも非常に気にかけていました。

そして、ルー・タイスは、被災地の人たちの復興の力になりたいということで、福島県下の学生や教職員を集めた講演を行ないました。

その当時、ルーは、年に何回か日本に来て、プロフェッショナルコーチを養成する講座で講義したり、TPIEのプログラムのライブ講義をしていました。

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未収録原稿【エピソード】僕にはみんながいい人にしか見えないんだ

『マインドの教科書』の構成の都合上掲載できなかった「コラム」と「エピソード」の原稿があります。そちらを順次掲載していきたいと思います。『マインドの教科書』と共にお読みくださればと思います。

以下に掲載するのは、その中の5つ目のエピソードです。


エピソード「僕にはみんながいい人にしか見えないんだ」

ルー・タイスは、誰が見ても、誰に聞いても本当に「いい人」でした。誰に対しても信頼を寄せ、相手を尊重し、相手の可能性を信じる人でした。ルーと接した人は、自然と自分が大切な存在であると感じられました。

本当に人のことが好きで、すぐに誰とでも打ち解けてしまうようなフレンドリーさを持っていました。そして、相手もまたルーのことが好きになりました。

外から見ていてもルーが本当にいい人であることは感じられましたが、ある時、ルーが言ったことは、それを裏付けるものでした。 Read more…

未収録原稿【エピソード】短期的な成功や変化には興味がない

『マインドの教科書』の構成の都合上掲載できなかった「コラム」と「エピソード」の原稿があります。そちらを順次掲載していきたいと思います。『マインドの教科書』と共にお読みくださればと思います。

以下に掲載するのは、その中の4つ目のエピソードです。


エピソード「短期的な成功や変化には興味がない」

ルー・タイスとともにTPIという教育機関を40年前に創設し、共に運営してきた奥様のダイアン・タイスに質問したことがあります。

「世の中にはたくさんの自己変革プログラムと呼ばれるものがありますが、TPIのプログラムはそれらとは何が違うのですか?」

その質問に対して、ダイアンは「私達は、これを教育だと思ってやっています。その意味するところは、短期的な成功や一時的な変化には私達は興味がないということです。世の中の他のプログラムのほとんどは、 Read more…

未収録原稿【エピソード】もっとマインドの使い方が上手になりたい

『マインドの教科書』の構成の都合上掲載できなかった「コラム」と「エピソード」の原稿があります。そちらを順次掲載していきたいと思います。『マインドの教科書』と共にお読みくださればと思います。

以下に掲載するのは、その中の3つ目のエピソードです。


エピソード「もっとマインドの使い方が上手になりたい」

私がルー・タイスから直接指導を受けていたのは、ルーが2012年4月に亡くなるまでの晩年の数年間でした。
はじめてお会いした2009年の時点で、TPI(The Pacific Institute)という教育機関を米国シアトルに1971年に設立してから既に40年近く経っていました。40年の間にルーの教育プログラムは全世界で展開され、教育者としてもビジネスパーソンとしても圧倒的な成果を上げていました。また、ルー自身もトップコーチとして、多くの人々を成功に導き、輝かしい実績を残していました。

数々の凄い結果を残してきたルーは、はじめてお会いした時の私にとって雲の上のような存在でしたし、誰よりもマインドの使い方が上手な人なのであろうなと感じていました。 Read more…

未収録原稿【エピソード】コーチとして社会的な問題の解決に関わる

『マインドの教科書』の構成の都合上掲載できなかった「コラム」と「エピソード」の原稿があります。そちらを順次掲載していきたいと思います。『マインドの教科書』と共にお読みくださればと思います。

以下に掲載するのは、その中の2つ目のエピソードです。


エピソード「コーチとして社会的な問題の解決に関わる」

伝説のコーチであるルー・タイスは、各国の首脳やフォーチュン500のCEOなど各国のビジネスリーダー、オリンピックの金メダリストなどのトップアスリート、フットボールチームやアイスホッケーチームなどのスポーツチームなどをコーチとして成功に導きました。

パフォーマンスを高めるコーチとしての実績だけでも大変な業績ですが、ルー・タイスは社会的な問題解決に対しても積極的に活動を行いました。世界の紛争地域に自ら出向き、多大な貢献を果たしたのです。 Read more…

未収録原稿【エピソード】私は成功してスコトマがあるから外して欲しい

『マインドの教科書』の構成の都合上掲載できなかった「コラム」と「エピソード」の原稿があります。そちらを順次掲載していきたいと思います。『マインドの教科書』と共にお読みくださればと思います。

以下に掲載するのは、その中の1つ目のエピソードです。


エピソード「私は成功してスコトマがあるから外して欲しい」

伝説のコーチであるルー・タイスは誰よりもスコトマの存在とその中に秘める可能性に対して深い洞察をしていた人なのだと思います。ここでスコトマとは認識できていない盲点のことです。

人は思うように事が運んでいない時や、何かに失敗した時には、その状態を打破するために、自分には何かが足りないのではないか、もっと上手くいく方法があるのではないかと自問するので、スコトマを外すチャンスが生まれやすいといえます。 Read more…

未収録原稿【コラム】ポジティブな逸脱者

『マインドの教科書』の構成の都合上掲載できなかった「コラム」と「エピソード」の原稿があります。そちらを順次掲載していきたいと思います。『マインドの教科書』と共にお読みくださればと思います。

以下に掲載するのは、その中の最後の10個目のコラムです。


コラム「ポジティブな逸脱者(Positive Deviant)」

ルー・タイスは、私達に、社会における「Positive Deviant」になりましょうと話してくれました。

「Deviant」とは、常軌を逸脱した人を指し、通常はポジティブな特性を指して使われる言葉ではありません。「Deviant」の語源のラテン語de-viantは、道(viant)を外れた(de)という意味です。

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未収録原稿【コラム】コーチングプログラムに求められる要素

『マインドの教科書』の構成の都合上掲載できなかった「コラム」と「エピソード」の原稿があります。そちらを順次掲載していきたいと思います。『マインドの教科書』と共にお読みくださればと思います。

以下に掲載するのは、その中の9つ目のコラムです。


コラム「コーチングプログラムに求められる要素(有効性と安全性)」

コーチングプログラムには、最低限どんな要素が求められるのでしょうか。ここでは、薬が何を目標に開発されるのかを見ることで、そのことを理解していきましょう。

まず薬に求められるものは「効力」です。効力とは、ある効果(例えば、血糖値を低下させる)を生じさせる能力のことです。

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未収録原稿【コラム】その梯子はどこに掛かっているのか

『マインドの教科書』の構成の都合上掲載できなかった「コラム」と「エピソード」の原稿があります。そちらを順次掲載していきたいと思います。『マインドの教科書』と共にお読みくださればと思います。

以下に掲載するのは、その中8つ目のコラムです。


コラム「その梯子はどこに掛かっているのか(「effective」 と「efficient」の違い)」

元祖コーチであるルー・タイスは、自分自身に3つのルールを課しました。それは、「Authentic(自分を偽らない)」「Progressive(進歩的である)」「Effective(有効な行動を取る)」です。
ここでは、そのうちの一つである「Effective(有効な行動を取る)」について考察しましょう。

英語では、「Effective」の類語に「Efficient」というものがあります。その2つの違いについて考えることで「Effective」の意図することを理解していきたいと思います。

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未収録原稿【コラム】3つの推論方法とコーチング

『マインドの教科書』の構成の都合上掲載できなかった「コラム」と「エピソード」の原稿があります。そちらを順次掲載していきたいと思います。『マインドの教科書』と共にお読みくださればと思います。

以下に掲載するのは、その中7つ目のコラムです。


コラム「3つの推論方法(ディダクション・インダクション・アブダクション)とコーチング」

「ゴールが先、方法は後」。この考え方は、ルー・タイスが作り上げたコーチング理論の根幹にあるものです。
まずゴールを設定し、それから、そのゴールを達成する方法を発明していくやり方です。英語では“Invent on the way”と表現します。

ここに3つの推論方法があります。
それは「インダクション(帰納推論)」「ディダクション(演繹推論)」「アブダクション(仮説推論)」です。それらの推論方法とコーチングとの関係を見ていきましょう。

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